10. DAOの運用について
DAOの組成
事業運営会社は、オンラインチャットツールを利用して、DAOの運営を行う。使用するオンラインチャットツール及び具体的な招集方法については、事業運営会社が追って決定するものとする。
DAOには、希望する株主が参加し、会社の事業運営に係る議論を行うことができる。
株主は、DAOにおいて、その有する株式一株につき一個の投票権を有する。
議題の設定及び議長
DAOの議題の設定や議事進行は、事業運営会社が務めることを原則とする。
但し、株主が希望する場合には、株主がDAOの議題提起や議事進行を行うことが出来るものとする。
議題の設定及び提起並びに議事進行の具体的な方法については、事業運営会社が追って定めるものとする。
議事投票
DAOにおける投票の具体的な方法については、会社が追って定めるものとする。
DAOで投票により決議を行う場合、投票期間は24時間以上設けることを必須とする。投票期間は、投票ごとに事業運営会社が定めるものとする。
決議方法
宿泊施設関連議事の決議に関しては、投票権の10%以上を有する株主が投票することを条件とし、投票した株主の投票権の過半数の賛成によって可決するものとする。
但し、宿泊施設運営会社の変更決議に関しては、投票権の10%以上を有する株主が投票することを条件とし、投票した株主の投票権の三分の二以上の賛成によって可決するものとする。
また、事業運営会社の変更決議に関しても、投票権の10%以上を有する株主が投票することを条件とし、投票した株主の投票権の三分の二以上の賛成によって可決するものとする。
DAOの決議の際に、投票権の10%以上を有する株主の投票が行われない場合は、事業運営会社が意思決定を行うこととする。
コレクティブパーパスの変更に関する決議は、投票権の三分の一以上を有する株主が投票することを条件として、投票した株主の投票権の三分の二以上の賛成によって変更が可決されるものとする。
議事録
DAOの議決事項や議論に関しては、事業運営会社が、オンラインチャットツール上に、議事の経過及び結果を適切に記録する。
Last updated